髪の毛を抜くのはやめましょう。
基本的には抜いてもまた毛は生えてきます
髪の毛というのは毛穴の中にある『毛母細胞(もうぼさいぼう)』が作り出しています。
毛母細胞は『毛乳頭細胞(もうにゅうとうさいぼう)』から養分を受け取り細胞分裂を繰り返します。これが髪の毛です。
もし毛を抜いたとしても毛乳頭細胞が活動を続ける限りまた毛は生えてきます。毛母細胞は毛乳頭細胞が生きていれば、再生するすることが可能だからです。
しかし、この毛乳頭細胞が何らかの原因で死んでしまった場合毛母細胞は再生されず、もう生えてはきません。
この原因には
毛を引く抜くことによる毛乳頭細胞の損傷
レーザー脱毛(永久脱毛)による破壊
などがあります。
レーザー脱毛は、これらの細胞を破壊することで永久的に毛が生えないようにしているわけです。
抜くことによる損傷は、よっぽどなことがない限りありません。
しかし、可能性はゼロではありません。実際に抜き続けたことで生えなくなってしまったお客様を見たこともあります。
髪の毛を抜くのはやめましょう。
どの業界でも人脈がすべて、
社内外の人脈を作る
売上が安定するまでの間、会社員時代の人脈が生きてくることがあります。
まったくの他人から信頼関係を構築するのは大変ですが、あなたのことをよく知った人であれば助け船を出してくれることもあるでしょう。
また、取引先とはならずともお客様となってくれる場合があります。
会社の認知度が低いうちは特に頼もしい存在になります。
人脈は2000人を目安に増やしましょう。
現在と同じ年収を得たいのであれば、リアルにあった方で最低200人、年収1000万円以上を目指したいのであれば、2000人は目指してください
美容師さんの中でもとにかく起業したいって思っている人は沢山いますよね
起業の種類を決める
起業の種類は、大まかにスタートアップとスモールビジネスの2種類に分けられます。
スタートアップは今までにないアイデアやテクノロジーで社会革新を起こすような起業方法で、短期間で急成長を狙います。出資で資金調達するため、上場を目指すことが多くなります。
たとえばメルカリはいまや誰もが知っているサービスですが、2013年にサービス開始後1ヶ月半という早さで3億円の資金を調達し、今や時価総額5000億規模の企業です。いま日本においてもっとも成功したと言えるスタートアップでしょう。
一方、スモールビジネスは既存の市場や業態で徐々に成長を目指していく方法です。フリーランスや中小企業にはこの形態が多くなっています。
たとえば企業に勤めるWEBデザイナーが独立してデザイン会社を立ち上げる、というのはスモールビジネスになります。
なぜこの2つを明確にすることが必要かというと、協力者を集めたり、事業計画を練ったり、資金調達をしたりという方法がまったく異なるからです。
髪の基になっている結合【ペプチド結合】
ペプチド結合
毛髪はケラチンタンパク質で構成されています。もっと拡大してみると、このケラチンはアミノ酸で構成されています。
アミノ酸同士がペプチド結合で連なり、長い鎖状になっているのが『ポリペプチド鎖』。
よくトリートメントに『PPT配合』というのを見たことがあると思います。
このPPTというのはポリペプチドの意味です。(もっと簡単に言うとたんぱく質)
ポリペプチドとは、多数のアミノ酸がペプチド結合によって連なった化合物の総称です。
※通常は、分子量が100以上~1万以下のものをポリペプチド→要は小さい塊。分子量が1万以上から数百万までの高分子化合物をタンパク質といいます→要は大きい塊。
毛髪はケラチンという高分子化合物であるタンパク質でできています。
このケラチンはポリペプチドが集まってできています。
トリートメントのコラーゲンpptやケラチンpptというのは、とってもとっても小さいので、ダメージで損傷した毛髪の内部の小さな隙間を補修できるということです。
話を戻しまして。
なぜこんな分子レベルの話をしているかというと。
このポリペプチド鎖とポリペプチド鎖を繋いでいるのが『シスチン結合』『水素結合』『イオン結合』だからです。
ペプチド結合は後述するシスチン結合、水素結合、イオン結合と異なり、一度切断されると二度と戻りません。切断されると枝毛などといった状態になります。切断に至る原因としてはカラーやパーマなどの繰り返しによるハイダメージです。
水素結合
水素結合
水分、熱で切断され、乾燥、冷却により再結合します。毛髪の弾力や強度に関わっています。
水素結合は、ブローやアイロン、コテ、寝ぐせなど生活しているうえで最も関わってくる結合です。
濡らして結合を切断し、ブローで真っすぐにしたりカールさせたりといったことは水素結合によるものです。
アイロンやコテも熱を使って結合をいじっています。
水素結合はシスチン結合、イオン結合に比べると非常に弱い結合です。
しかし、結合数がとても多く、しっかりかかったパーマ(シスチン結合)でさえアイロンなどで上書きできてしまいます。ただ、水で簡単に切れてしまうため、シャンプーなどですぐにパーマ(シスチン結合)は復活します。
水素結合の使い方(熱の使い方)の注意点についての記事もあるので、気になる方はこちらもどうぞ。
髪の結合の話し
結合ごとに『なにで切断』『なにで再結合』が分かれているので、美容師はこの結合の種類を使い分けてヘアースタイルを作るのです。
この結合たちの切れやすさ。
水素結合>イオン結合>シスチン結合>ペプチド結合
水で切れる水素結合。
phの変化で切れるイオン結合。
還元剤で切れるシスチン結合。
毛髪を構成しているペプチド結合。
また、切れやすい=癖をつけやすいとも言えます。
パーマ(シスチン結合)をアイロンで伸ばす(水素結合)ことができるのは、切断のしやすさが関わっているからです。