美容師の独立は簡単!難しいのは経営。

『独立ノウハウ』『経営ノウハウ』美容師の独立に必要な話。

独立を進めない!?独立セミナー。

 

 

 

独立講習でもお伝えしている事なのですが、ここ5年くらいで急速に「情報のシェア」がなされるようになりましたよね

僕が独立した7年前

独立の情報と言えば、「自身の経験」と「1冊の独立本」、ネット上に転がる「わずかな独立までの流れ」の情報のみでした

それがいまや、調べればたいていの事はわかります

むしろ、SNSなどを通じ多くの情報が向こうから一方的にやってきます(情報過多)

一歩間違えれば「店販の押し売り」と何も変わらないような状況が生まれております

全ての人が共感する情報発信は不可能ですが、押し売りをするのは避けたいところですよね

 

 

そんな流れの中、

「ネットで調べればわかる事」を教えてくれる講習会の価値はなくなった


何か知りたい事や、調べものがある方にとっては、情報が多いほうが正確な解に辿り着きやすくなると思います


それに伴い、「リアルな情報」を求める時代になってきています

 


5年以上前
「どうすれば独立できるのか?」が求められていた

講習会、独立本の活性化

3年前~昨年
「どうすれば経営が上手くいくのか?」が求められていた

ブログやSNSでの経営セミナー(考え方)が求められた


そして今
具体的な経営手法(リアル)が求められている

自店の家賃、広告費、求人費
美容室経営の経費バランス的に正しいのか間違っているのか
その判断を自分できるようになりたい


僕は、その「小規模美容室経営手法のリアル」を持っていますので、NGB~次世代美容室経営~という経営グループで「ノウハウのシェア」をしています
*独立講習Class1でも触りだけ学びます


何故、「リアルな経営手法」を持っているのかというと、
自分でサロンを経営し、尚かつコンサル始めて10年、ここ5年以上は常時20店舗以上のサロンコンサルで数字のリアルと逃げずに向き合って来たからです

 


そして、情報過多のこの時代

 

「ある弊害」が起きているように感じます

 

それは、

 

「一部の雇われ美容師さんの頭でっかち化」

 


お金と時間を使えば、誰でも経営を学ぶ事ができる時代です


それはとても幸せな事です


何故なら、「失敗したらやり直しが難しい」のが、美容師の独立出店だから。


はじめからお客様のカットが上手くできる人なんていません(たぶん)

努力を重ね、美容師として成長していきますよね?


言い方は悪いですが、お客様を担当して「失敗したことないベテラン美容師」なんていないはずです

「より良く!もっと!」を求めるからプロのはずなんです

ぶっちゃけ、失敗しても修正したり、「次はもっとうまくやる」も可能なはずです

 


でも、「サロン経営」はそうはいかない

 

だいたいが一発勝負

 

次は無い。。

 

 

だからこそ、先に学ぶ


その意識が、独立を志す美容師さんに浸透しつつあるのはとても良い事のですが、「頭でっかちになっている方」をちょいちょいみかけます

 


「知っている」のと「出来る」のは、全く違います

 

シャンプーの行程を知っている

でも、シャンプーはしたことない


これ、うまく洗えますかね?


美容師さんならば「NO」と答えるはずなんです

 

そして、経営に関しても同じ事が言えます

 

ネット上に魅力的な考え方が溢れているこの時代


それらに触れるのは、確実にプラスです


でも、それは、「今いる環境+αを求めているから魅力的」なんです

 

独立したらゼロスタートです


いや、借金あるからマイナススタートですね

 

独立後、「売上を上げる」のは当然なんです


売上あげるのは当然で、まずは、「雇われている時、当たり前のようにあった環境」を整備しなきゃならない


これが、独立後の「ファーストステップ」です


今いる組織がイヤだったとしても、「それを創る」のは大変なんです


思い描く理想は、
今いる組織の環境を整備し、そこから更に利益を出し、そしてそれを環境に投資して、上手くいったらようやく叶います

 

独立し、店舗が上手くいった


これは、偶然かもしれません


「集客が当たった!」

それだけで普通に起こりうる

 

でも、「その先こそ」が独立の難しさ

 

いきなりレベルがあがります

 

 

学んだ事、知った事で、「自分ならもっと上手く出来る!」「自分ならこうする!」と考えるのは簡単です

 

でももしかしたら、それはシャンプーの行程を学んだだけかもしれませんよ

 

考え、行動し、

 

結果を出す

 

結果を出す事が大事なんです

 

 

さあ、まずは今いる場所で考え、行動し、結果を出してみましょう

 


美容師として、組織に貢献するって事です

 

人生を賭けたチャレンジをするならば、「その後」でも遅くはありません。