美容師の独立は簡単!難しいのは経営。

『独立ノウハウ』『経営ノウハウ』美容師の独立に必要な話。

どんな自分を想い描いているのか!?

 

 

定期的に開催している独立者向けの講習なのですが、その講習の最後に「質疑応答」の時間を30分ほど設けています

 

その中では、素朴な疑問であったり、深刻な悩みであったり、独立という人生の分岐点に悩む方々ならではの、「真剣な疑問」が飛び交っていまして、僕も大変勉強になっています

「あ、こういう想いを抱えて独立への一歩を踏み出すんだな~」と。


そこで今回、そこで出てきた質問に対しての返答ブログを書いていきたいと思います。

 

 

まいります!

 

 

 

「僕は長い目で見た際に、生涯美容師としてではなく経営者としての道を歩んでいきたいです。 なので、独立後いずれかのタイミングで現場を離れていくイメージで事業計画を立てて行きたいと考えています。」

「そこでお伺いしたいのですが、どのタイミングで現場を離れたのですか?
また、どのタイミングで現場離れると決めて独立後の事業計画を立てといたほうがいいのでしょうか?」

 

こんな質問を受けました

 


じつはこれ、良く聞かれる事なんですよね


これから独立される方だけではなく、経営者の方からもしょっちゅう聞かれたりまします

 


僕はいつもこう答えます

 

 

生き方なんですよね


経営者の仕事は決断する事ですから、いついつまでに現場を離れると決めているのはとても良い事だと思います。
ただし、「ここで抜けたいからこういう事業計画書を作る」という形になっていまうと「現場を離れる事」が目的になってしまいがちです。

引退して楽をしたいんですか?

大切なのは「現場を離れて何をしたいのか?」

目標もなく現場を離れるだけなら、多分すぐボケますよ。

美容師として現場を抜けたその先に「やりたい事」があって、「取り組む事が明確」ならば、「ただただ良い美容師」を目指していた時と同じように「経営者もとてもやりがいがある仕事」だと思いますよ。

 

 

僕は、ただお金を稼いで生活していく為にするのが「仕事ではない」と思っています。

 

職業人として社会的にも貢献できる「ミッション」と、組織として目指すべき目標である「ビジョン」をしっかりと持つ。


それらを実現していく過程が仕事であり、やりがいであり、


同じビジョンを共有するチームとしての役割として「経営者」という1つのポジションがある。

 

 

 

それぞれが人生のミッションを持ち、それでいてチームとしてのビジョンを共有する。

 

それがこれからの「組織の在り方かな」と僕は考えています。

 

 

皆さんならどう答えますか?